にいがた県議会だより第88号（本会議質問11）

（問）　富山県では、県立都市公園において公募設置管理制度（Ｐａｒｋ―ＰＦＩ）を活用するとし、先般、民間活力を導入した施設の整備や管理運営を行う事業者の公募を開始した。本県においても、民間資金を活用し、都市公園の質の向上や公園利用者の利便の向上と民間のビジネスチャンスの拡大の両立を図る新たな整備・管理手法であるＰａｒｋ―ＰＦＩを積極的に取り入れるべきだと考えるが、所見を伺う。

（答）　Ｐａｒｋ―ＰＦＩは平成29年の都市公園法の改正により新たに設けられた制度であり、富山県をはじめ、他自治体においても導入実績が増えている。
　Ｐａｒｋ―ＰＦＩの導入により、長期的視野での経営の下で、民間事業者の創意工夫により公園の魅力・サービスレベルが向上するとともに、自治体の財政負担の軽減にもつながることが期待される。
　県としては、Ｐａｒｋ―ＰＦＩの導入メリットを享受できる県立都市公園もあると考えられることから、各公園の利用状況や来園者などのニーズも踏まえ、導入の可能性を検討し、事業効果が見込まれる場合はＰａｒｋ―ＰＦＩの活用に取り組んでいきたいと考えている。