本文
にいがた県議会だより第88号(本会議質問13)
一般質問(12月12日)
大矢弘光議員
(自由民主党)
異常降雪時の地域住民等による初期対応について
(問) 昨冬の異常降雪により私の地元で道路渋滞が発生した際、道路管理者による除雪が間に合わない中、地域住民等の共助により早期にこれを解消した。この体験から、初期対応体制の確立の必要性を感じている。火災における消防団のような、降雪による渋滞発生初期段階に対応する自警団のような体制ができれば、渋滞発生を早期に解消することが可能となり、乗員の安全確保やサプライチェーン寸断による経済損失を最小限に抑えることにも寄与すると考える。導入について研究してみてはいかがかと考えるが、所見を伺う。
(答) 地域住民等による車道上での除雪作業は、悪天候や夜間における作業従事者の安全確保や、救助対象車両の車両損傷等による係争リスクなど、多くの課題があるものと認識している。
一方、渋滞の初期段階で交通障害を解消することは、大規模な車両滞留の発生防止に有効であることから、地域住民等の共助による対応の可能性について研究していく。