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にいがた県議会だより第88号(本会議質問14)
一般質問(12月12日)
八木清美議員
(真政にいがた)
過疎地域における県立病院の役割・あり方について
(問) 新潟労災病院の閉院の方針が明らかになり、地域住民に不安が広がっている。県立病院においても、過疎地域を中心に不採算病院があると承知しているが、病院の再編は、県民の命に関わる問題であるため、経営難の病院を一律に閉院するのではなく、県として必要な医療の提供を行う必要があると考える。過疎地域における県立病院の役割やあり方について、どのように考えているのか、所見を伺う。
(答) 県民が安心して安全に暮らせる県づくりに向け、限られた医療資源の中で持続可能な医療提供体制を確保していくため、市町村や民間医療機関との適切な役割分担により、県立病院が果たすべき役割に重点化を図っていくことが必要と考えている。
このような考え方の下、いわゆる「へき地病院」の役割・あり方等について、地元市町と意見交換を行っているところだが、各病院の立地条件や医療提供体制など、病院ごとに取り巻く状況が異なり、病院に期待される役割・機能も異なることを考慮しながら、地元の思いに寄り添い、丁寧に意見交換を重ねていきたいと考えている。