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にいがた県議会だより第89号(本会議質問12)
一般質問(2月28日)
中川隆一議員
(自由民主党)
県の津波浸水想定における活断層について
(問) 県は、平成29年11月に県内における津波浸水想定を設定・公表した。一方、今回の能登半島地震の震源断層に連なる佐渡沖に近い二つの活断層にほぼ動きがなかったため、今後これらの活断層が大きな地震を引き起こす可能性があり、佐渡を含む新潟県沿岸部に最大約3メートルの津波が来る危険性が指摘されているが、県の津波浸水想定において想定内と言って良いのか伺う。また、想定外の場合、指摘を反映したものに更新し、早急に県民に公表すべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 佐渡沖に近い二つの活断層は、県の津波浸水想定において、津波を発生させる断層として想定されている。
県としては、引き続き、現在の津波浸水想定を踏まえたハザードマップの周知や津波防災の意識啓発、避難訓練などに取り組むとともに、活断層に関して、国から新たな知見や評価等が示された場合は、県の津波浸水想定の見直しについても検討していく。