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にいがた県議会だより第89号(本会議質問15)
一般質問(2月28日)
栗原学議員
(自由民主党)
「秋葉の里・白雪もち麦」の取組について
(問) 新潟市秋葉区では平成30年から、生活習慣病の予防・改善に繋がるとして、機能性に耳目を集める大麦への関わりを通して、同区の魅力向上と健康課題の解決を図るための区独自のプロジェクトを開始した。秋葉区産のもち麦として人気を博す「秋葉の里・白雪もち麦」を主軸として、産・福・学・官が連携し、農業、福祉、環境、健康づくりの各分野で様々な取組を行っている。県として、この「秋葉の里・白雪もち麦」の取組をどのように評価しているか伺う。
(答) この取組は、地域の関係者が主体的に参画し、地場産農産物を活かした新商品の開発や、福祉施設通所者の就労機会の創出といった成果を生み出しており、地域に立脚して取組を進めている優良事例であると認識している。
県としては、このような事例を参考にしながら、産学官連携による商品開発や交流人口の拡大、農福連携の体制づくりなどを支援し、農林漁業者の所得向上や雇用創出等につながる、地域の主体的な取組を後押ししていく。