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にいがた県議会だより第90号(本会議質問4)
一般質問(6月28日)
尾身孝昭議員
(自由民主党)
JR東日本に対する雪害対策の働きかけについて
(問) 大雪に見舞われた場合でも北越急行ほくほく線は運行できている一方で、上越線は運休になり、六日町駅から越後湯沢駅まではバスの代行運行もないため、タクシーまたは迎えに来てもらうなど交通手段が限られる。上越線は通勤や地元の学生が通学に使う重要な生活路線であり、関東から新潟県への鉄道の玄関口であるため、大雪時でも運行ができるよう、JR東日本に対し雪崩の危険な箇所についてはスノーシェッドを施工するなど必要な雪害対策を講じるよう強く働きかけていくべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 上越線は、新潟県と群馬県を結び、上越新幹線やほくほく線ともつながる路線であり、地域住民の生活や観光客の移動手段としての役割を担っていることから、冬季間の降雪時でも安定的な運行の確保が重要であると考えている。
そのため、県では、雪害対策についてJR東日本と意見交換を行うとともに、新潟県鉄道整備促進協議会を通じて、除雪体制の強化や雪崩防止柵の設置等を要望しているところであり、引き続きJR東日本に働きかけていく。