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にいがた県議会だより第90号(本会議質問9)
一般質問(6月28日)
大平一貴議員
(リベラル新潟)
UPZ圏外の市町村における避難等の対応について
(問) 福島第一原子力発電所事故では、発電所から村役場まで直線距離で約39キロメートル離れた飯館村も、村全体が計画的避難区域に指定された。柏崎刈羽原発の出力は福島第一原発よりも大きいことから、飛散する放射性物質が多く、飛散範囲も広くなるとともに、風向きも考えると影響はUPZ圏内にとどまらないことが考えられる。UPZ圏外の市町村の住民も避難が必要になることも考えられるが、そのような事態を想定しているのか伺うとともに、対応策について検討しているのか、所見を伺う。
(答) UPZ圏外の市町村については、県地域防災計画において、国の原子力災害対策指針に基づき、緊急時モニタリングの結果等により放射線量が基準以上に上昇した場合に、必要に応じてUPZと同様に屋内退避や避難等を行うこととしている。