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にいがた県議会だより第92号(本会議質問10)
一般質問(12月9日)
土田竜吾議員
(未来にいがた)
オーバードーズへの対応について
(問) 近年、市販薬を過剰摂取する「オーバードーズ」が社会問題化しており、特に、10代〜20代の間で急増し、小学生なども行う事例もあると聞いている。オーバードーズに関しては、生活の中での不安や悩みを持つ中で陥ってしまう事例も多いことから、従前の薬物乱用とは別のアプローチをしていかなければならないと考える。今後のオーバードーズへの対応について伺う。
(答) 市販薬を過剰摂取するオーバードーズの特徴として、10代から20代の若い世代を中心に、従来の違法薬物とは異なり非行歴がない方が多いと言われている。
その背景として、専門家からは、生活の中での不安や悩み等の解消のため、身体への影響を意識せず、手に入れやすい市販薬を気軽に乱用してしまうことが指摘されており、こうしたオーバードーズの特徴を踏まえた対策が必要と考えている。
このため、県では、市販薬のオーバードーズによる身体への影響や危険性の周知の強化を図るとともに、国や福祉、教育機関等が設置している各種相談窓口に相談を促すことにより、若者の不安等への対応を行っているところである。
また、国で検討が行われている、乱用等の恐れのある市販薬の提供方法の改善も重要であり、国の動向も注視しながら、県としても必要な対応を行っていく。
その背景として、専門家からは、生活の中での不安や悩み等の解消のため、身体への影響を意識せず、手に入れやすい市販薬を気軽に乱用してしまうことが指摘されており、こうしたオーバードーズの特徴を踏まえた対策が必要と考えている。
このため、県では、市販薬のオーバードーズによる身体への影響や危険性の周知の強化を図るとともに、国や福祉、教育機関等が設置している各種相談窓口に相談を促すことにより、若者の不安等への対応を行っているところである。
また、国で検討が行われている、乱用等の恐れのある市販薬の提供方法の改善も重要であり、国の動向も注視しながら、県としても必要な対応を行っていく。