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にいがた県議会だより第92号(本会議質問7)
一般質問(12月6日)
飯野晋議員
(自由民主党)
路線バスの減便等による影響と今後の対策について
(問) 路線バスの運転手は慢性的な不足に加えて、労働規制の強化により便が維持できなくなり、本年4月以降に減便や路線廃止などが実施されたと各地で報告されている。本県における運転手不足の状況や県内路線バスの減便等の状況について伺う。また、減便等による住民への影響と、今後の運転手不足や減便等への対策について所見を伺う。
(答) バス運転手の有効求人倍率は、令和5年4月から令和6年3月までの平均が2.51倍と、全職業平均1.47倍よりも高い水準にあるなど、複数の県内バス事業者において、運転手が相当数不足しているものと認識している。
また、こうした運転手不足等を背景として、過去5年では、毎年約50kmのバス路線が廃止されているほか、国及び県が補助を行っている系統はコロナ前と比較し、約4割に当たる52系統の減少となっている。
バス路線の減便等は、地域住民の日常的な移動の確保に影響を与えるものであり、その代替となる移動手段の確保が課題となっている。
そのため、県としては、市町村や関係事業者等と連携し、デマンド交通やライドシェアの導入など、地域の実情に応じた取組を進めている。
また、バス路線の維持に必要な人材の確保に向けては、多様な人材が活躍できる働きやすい職場環境の整備や、業務効率化による労働環境の改善などの人材確保に取り組んでいるところであり、今後とも官民一体となって取組を進めていく。
また、こうした運転手不足等を背景として、過去5年では、毎年約50kmのバス路線が廃止されているほか、国及び県が補助を行っている系統はコロナ前と比較し、約4割に当たる52系統の減少となっている。
バス路線の減便等は、地域住民の日常的な移動の確保に影響を与えるものであり、その代替となる移動手段の確保が課題となっている。
そのため、県としては、市町村や関係事業者等と連携し、デマンド交通やライドシェアの導入など、地域の実情に応じた取組を進めている。
また、バス路線の維持に必要な人材の確保に向けては、多様な人材が活躍できる働きやすい職場環境の整備や、業務効率化による労働環境の改善などの人材確保に取り組んでいるところであり、今後とも官民一体となって取組を進めていく。