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にいがた県議会だより第95号(本会議質問7)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0785411 更新日:2025年11月30日更新

一般質問(10月3日)

河原井拓也議員の写真

河原井拓也議員
(自由民主党)

農業用水の渇水対策について

(問) 県内の農業水利施設は築50年以上の施設が約400あり、機能不全のリスクが高まっている。今夏の正善寺ダムの貯水低下では、断水こそ回避されたが、農業現場にも深刻な影響が生じた。国はAI・IoT活用による予防保全を推進しており、県もストックマネジメン卜を進めているが、改修のスピードは十分でないと考える。IoT・AIによる遠隔監視の段階的導入による予防保全型の運用や二重水源化、さらには排水再利用などの総合的な渇水対策を強化すべきと考えるが、所見を伺う。
 
(答) 農業用水を安定的に確保するためには、まずは既存のダムやため池、農業用水路などの農業水利施設が健全に維持され、機能が発揮されていることが重要であると考えている。
 このため、農業水利施設の保全に当たっては、ドローンを用いた機能診断を取り入れるなど、新たな技術を活用し、効率的・効果的な施設状況の把握に取り組んでいる。
 また、渇水時には複数の水源確保や排水の再利用などの対策が有効な手段であると考えているが、その活用については適用できる地域が限られていることから、県としては、状況に応じた技術的な指導や助言を行うことで、より効果的な渇水対策に取り組んでいく。
 

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