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議会報第238号(令和元年12月定例会 概要)
12月定例会は、12月3日に招集された。
会期中の知事提出議案は、被災者生活再建支援事業補助金、台風第19号に係る緊急誘客対策事業などに要する経費などを計上した、総額約180億円を増額する「令和元年度新潟県一般会計補正予算」など、27件あった。
代表質問、一般質問では、行財政、防災、農林水産など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案のうち、継続審査とされた平成30年度企業会計決算関係議案及び平成30年度普通会計決算議案9件を含め、いずれも原案どおり可決又は認定された。
議員提出発議案は、「横田めぐみさんをはじめとする拉致被害者の一日も早い帰国を求める意見書」、「国民皆保険制度を基盤とした持続可能な医療制度の堅持を求める意見書」、「誰もがどこにいても安心して医療が受けられる地域医療体制の確立を求める意見書」、「多様性を認め合い、すべての人が個性を活かすことができる社会の創造を求める意見書」の4件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、7件が審査され、不採択6件、残り1件が継続審査とされた。
会期18日間にわたった12月定例会は12月20日に閉会した。
【12月定例会採決の様子】