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議会報第240号(令和2年6月定例会 概要)
6月定例会は、6月16日に招集された。
開会日の冒頭、議員在職25年の尾身孝昭議員、柄沢正三議員、小山芳元議員、青木太一郎議員に対する永年在職議員の表彰を決議し、議長から表彰状及び記念品が贈呈された。
知事提出議案は、新型コロナウイルス感染症緊急対策、県央基幹病院の建築に必要な経費について計上し、985億5,000万円の「令和2年度新潟県一般会計補正予算」など20件、退職手当の支給制限処分に対する審査請求について諮問が1件あった。
代表質問、一般質問では、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、拉致問題、福祉・医療、農林水産、教育などについて幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、いずれも原案どおり可決、承認又は同意された。諮問については、審査請求人の請求に理由がなく、知事の見解が妥当とされた。
議員提出発議案は、「地方の一般財源総額の確保等を求める意見書 」、「公共交通への支援強化を求める意見書」、「新たな過疎対策法の制定を求める意見書」、「新型コロナウイルス感染症による地域経済への影響の克服と地域経済の持続的発展に向けた経済環境の整備を求める意見書」など9件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、16件が審査され、採択1件、不採択12件、残り3件が継続審査とされた。
なお、県民への新型コロナウイルス感染拡大防止のため、6月定例会以降の本会議及び各委員会の一般傍聴自粛を要請した。また、議場での飛沫拡散防止のため、演壇及び議長席に卓上パーテーションを設置し、発言の際もマスクは原則着用とした。
会期18日間にわたった6月定例会は7月3日に閉会した。
【6月定例会採決の様子】