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議会報第243号(令和3年2月定例会 概要)
2月定例会は、2月22日に招集された。
知事提出議案は、新型コロナウイルス感染症への対応に万全を期すとともに、社会経済の変化も見据えながら「住んでよし、訪れてよしの新潟県づくり」をさらに進めるため、総額1兆4,074億円を計上する「令和3年度一般会計予算」など78件であった。
代表質問、一般質問では、新型コロナ感染症対策をはじめ、原発、福祉・ 医療、農林水産、産業政策などに幅広い議論を展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、いずれも原案どおり可決又は同意された。
議員提出発議案は、「新潟県政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例」、「全ての拉致被害者の即時一括帰国を求める意見書」、「積雪寒冷地域における万全な道路除雪の実施に関する意見書」、「東京電力の適格性について厳しい審査を求める意見書」、「新型コロナウイルスのワクチン接種に関する意見書」、「新型コロナウイルス感染症の影響を受ける事業者に対する支援の拡充等を求める意見書」の6件が全会一致又は出席議員全員賛成で可決された。
請願・陳情は、5件が審査され、不採択2件、保留1件、残り2件が継続審査とされた。
なお、県民への新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会議及び連合委員会は密集・密接を避けるため指定された座席での傍聴を要請し、各委員会は一般傍聴の自粛を要請した。また、議場での飛沫拡散防止のため、演壇、議長席及び進行係の議員席に卓上パーテーションを設置し、発言の際もマスクは原則着用とした。
会期32日間にわたった2月定例会は3月25日に閉会した。
【2月定例会採決の様子】