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議会報第246号(令和3年11月臨時会・12月定例会 概要)
11月臨時会は、11月29日に招集され、人事委員会の勧告に基づき、県職員等の期末手当を引き下げるため給与条例改正案等を審議した。知事からの提案理由説明後、連合委員会にて3名の委員が知事に対する質疑を行った。採決では知事提出議案8件いずれも可決され、会期を2日残し11月臨時会は閉会した。
12月定例会は、12月1日に招集された。
知事提出議案は、新型コロナウイルス感染症への対応として必要な経費及び、現下の経済・社会情勢や国経済対策を踏まえて実施する新型コロナウイルス感染症に係る緊急性の高い事業に要する経費について計上し、総額約84億4千万円の予算を増額した「令和3年度新潟県一般会計補正予算」など、21件あった。
代表質問、一般質問では、新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、福祉・医療、脱炭素、豪雪対策、農業、教育など幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案のうち、継続審査とされた令和2年度企業会計決算関係議案7件及び令和2年度普通会計決算議案1件を含め、いずれも原案どおり可決又は認定された。
議員提出発議案は、「全拉致被害者の即時一括帰国を求める意見書」、「看護職員の確保対策の充実を求める意見書」、「感染症を踏まえた地域の医療提供体制の確保・充実を求める意見書」の3件が全会一致で可決された。
請願・陳情は、12件が審査され、不採択6件、保留2件、残り4件が継続審査とされた。
なお、県民への新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会議及び連合委員会は密集・密接を避けるため指定された座席での傍聴を要請し、各委員会は一般傍聴の自粛を要請した。また、議場での飛沫拡散防止のため、演壇及び議長席及び進行係の議員席に卓上パーテーションを設置し、発言の際もマスクは原則着用とした。
会期21日間にわたった12月定例会は12月21日に閉会した。
【12月定例会採決の様子】