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議会報第248号（令和4年6月定例会 概要）
6月定例会は、7月12日に招集された。
開会日の冒頭、議員在職35年の渡辺惇夫議員、15年の横尾幸秀議員ほか5議員と小林一大前議員に対する永年在職議員の表彰を決議し、議長から表彰状及び記念品が贈呈された。
知事提出議案は、原油価格・物価高騰等の影響を受けている事業者に対し必要な支援にかかる経費などを計上した総額約43億6千万円を増額する「令和4年度一般会計補正予算」など、27件であった。
代表質問、一般質問では、原発、福祉･医療、農林水産、産業政策、教育などに幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、継続審査とされた令和3年度企業会計決算議案8件のほかは、いずれも原案どおり可決、承認又は同意された。
議員提出発議案は、「新潟県議会会議規則の一部を改正する規則」、「北朝鮮による拉致被害者の即時一括帰国を求める意見書」、「食料安全保障の確立等を求める意見書」、「地方における雇用対策等の充実を求める意見書」、「最低賃金の引上げ等を求める意見書」、「安倍晋三元内閣総理大臣の功績を称え、その御逝去に対し哀悼の意を表する決議」の6件が全会一致又は賛成多数で可決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め16件が審査され、不採択11件、残り5件が継続審査とされた。
その後、佐藤純議長、小島隆副議長の辞任に伴う選挙が行われ、小島隆議員が議長に、楡井辰雄議員が副議長に選任された。また、議会運営委員会、各常任委員会及び各特別委員会の委員及び正副委員長が選任された。
なお、県民への新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会議及び連合委員会は、密集・密接を避けるため、可能な限り左右を空け、かつ前後に重ならない座席での傍聴を要請し、各委員会は一般傍聴の自粛を要請した。また、議場での飛沫拡散防止のため、演壇、議長席及び進行係の議員席に卓上パーテーションを設置し、発言の際もマスクは原則着用とした。
また、各常任委員会において試行されていたタブレット端末による議会運営を本会議にも拡大し実施した。
会期22日間にわたった6月定例会は8月2日に閉会した。
【6月定例会採決の様子】
