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議会報第253号(令和5年9月定例会 概要)
9月定例会は、9月26日に招集された。
会期中の知事提出議案は、エネルギー価格・物価高騰等の影響を受けている生活者及び事業者に対する支援に必要な経費等や渇水対策に要した経費等について計上し、総額約108億円の予算を増額した「令和5年度新潟県一般会計補正予算」など、31件あった。
代表質問、一般質問では、行財政、原発、福祉・医療、農林水産、交通政策、教育などについて幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案のうち、継続審査とされた令和4年度企業会計決算関係議案及び令和4年度普通会計決算議案9件のほかは、いずれも原案どおり可決又は同意された。
議員提出発議案は、「全拉致被害者の即時一括帰国の実現を求める意見書」、「私学助成の充実強化に関する意見書」、
「養鶏場の分割管理の促進に係る特段の措置を求める意見書」、「高温・少雨による農業被害を踏まえた農業経営の継続支援を求める意見書」の4件が全会一致で可決された。
請願・陳情は、3件が審査され、採択1件、不採択1件、残り1件が継続審査とされた。
会期22日間にわたった9月定例会は10月17日に閉会した。
【9月定例会採決の様子】