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議会報第256号(令和6年6月定例会 概要)
6月定例会は、6月25日に招集された。
開会日の冒頭、議員在職25年の岩村良一議員に対する永年在職議員の表彰を決議し、議長から表彰状及び記念品が贈呈された。
知事提出議案は、令和6年能登半島地震からの迅速な復旧・復興を図り、柏崎刈羽原子力発電所周辺地域の住民の安全と安心を確保するため、必要な経費を計上し、17億8千万円の「令和6年度新潟県一般会計補正予算」など15件、漁港設備使用料に係る督促に対する審査請求について諮問が2件あった。
代表質問、一般質問では、教育、原発、福祉・医療、人口減少問題対策などについて幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、いずれも原案どおり可決、承認又は同意された。諮問については、審査請求人の請求に理由がなく、知事の見解が妥当とされた。
議員提出発議案は、「拉致被害者全員の即時帰国の実現を求める意見書」、「新潟水俣病全被害者の救済と問題解決に向けた取組を求める意見書」、「地域公共交通の維持・充実のための財政支援の拡充を求める意見書」、「最低賃金の引上げを求める意見書」の4件が全会一致で可決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め5件が審査され、採択2件、不採択1件、残り2件が継続審査とされた。
その後、楡井辰雄議長、青柳正司副議長の辞任に伴う選挙が行われ、皆川雄二議員が議長に、小島義徳議員が副議長に選任された。また、議会運営委員会、各常任委員会及び各特別委員会の委員及び正副委員長が選任された。
会期22日間にわたった6月定例会は7月16日に閉会した。
【6月定例会採決の様子】