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議会報第257号(令和6年9月定例会 概要)
9月定例会は、9月24日に招集された。
会期中の知事提出議案は、「佐渡島(さど)の金山」の世界遺産登録を契機とした本県への誘客促進に必要な経費のほか、当初予算編成後の事由による緊急性のある経費について計上し、総額約49億6千万円の予算を増額した「令和6年度新潟県一般会計補正予算」など、26件あった。
代表質問、一般質問では、原発、教育、「佐渡島の金山」の世界遺産登録、地域医療などについて幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案のうち、継続審査とされた令和5年度企業会計決算関係議案及び令和5年度普通会計決算議案8件のほかは、いずれも原案どおり可決又は同意された。
議員提出発議案は、「全拉致被害者の即時一括帰国の実現を求める意見書」、「私学助成の充実強化に関する意見書」、「持続可能な老人クラブ運営に資する制度の見直し及び予算の拡充等を求める意見書」、「訪問介護の基本報酬引下げ等に関する意見書」、「郵便局ネットワークを通じたユニバーサルサービスの確保に関する意見書」の5件が全会一致で可決された。
請願・陳情は、5件が審査され、採択2件、不採択1件、残り2件が継続審査とされた。
会期22日間にわたった9月定例会は10月15日に閉会した。
【9月定例会採決の様子】