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にいがた県議会だより第70号(本会議質問5)
一般質問(6月21日)
池田千賀子議員
(未来にいがた)
医療提供体制の整備
(問) 本県では県立病院に併せ厚生連が県内各地の二次医療をカバーしている特性がある。立地する自治体の医療の中核を担っているものも多く、各自治体は財政的支援を行いながら病院経営を支えているのが実態だと承知している。県は厚生連の果たしている役割を十分認識しながら医療提供体制整備を検討していく必要があると考えるが、所見を伺う。
(答) 厚生連は、救急医療やへき地医療等、公益性の高い医療サービスを積極的に担っており、地域医療を確保する上で、その果たす役割は大きいものと考えている。
県としては、限られた医療資源の中で、地域において必要とされる医療を確保するため、現在、二次医療圏ごとに、厚生連を含む地域の医療関係者等で構成される地域医療構想調整会議で、医療機関相互の連携や役割分担などについて協議を進めている。
地域医療構想の推進については、医療機関の自主的な取組を基本としており、県は引き続き調整役として、構想を推進する各プロセスにおいて、議論や協議が円滑に行われるよう、随時、必要な支援を行っていく。