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令和元年9月定例会(第20号発議案)
令和元年9月定例会で上程された発議案
拉致事件の即時解決を求める意見書
第20号発議案
拉致事件の即時解決を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
令和元年10月11日
提出者 総務文教委員長 横尾 幸秀
新潟県議会議長 岩村 良一 様
拉致事件の即時解決を求める意見書
本年9月16日に、「全拉致被害者の即時一括帰国を実現せよ! 国民大集会」が開催された。
小泉元総理が訪朝し、金正日総書記が拉致を認めて謝罪してから17年を迎えたが、未だ解決に至っていないことは、痛恨の極みである。拉致問題の解決は、何よりも政府が主体的に取り組むとともに、あらゆるチャンスを逃すことなく、早期解決に向けて取り組む必要がある。
安倍総理は、前提条件を付けずに北朝鮮首脳と会う意向を国連総会で示しているが、被害者の家族は高齢となり一刻の猶予もない中で、北朝鮮は、日本の動きを注視していると言われていることからも、拉致被害者の即時帰国という我々の決意を明確に示さなければならない。
よって国会並びに政府におかれては、あらゆるチャンスを逃すことなく、積極的に北朝鮮に働きかけるとともに、国際的連携のもと、あらゆる手段を講じて全拉致被害者の即時一括帰国を実現するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和元年10月11日
新潟県議会議長 岩村 良一
衆議院議長 大島 理森 様
参議院議長 山東 昭子 様
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
外務大臣 茂木 敏充 様
内閣官房長官 菅 義偉 様
拉致問題担当大臣 菅 義偉 様