本文
令和元年12月定例会(第28号発議案)
令和元年12月定例会で上程された発議案
国民皆保険制度を基盤とした持続可能な医療制度の堅持を求める意見書
第28号発議案
国民皆保険制度を基盤とした持続可能な医療制度の堅持を求める意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
令和元年12月20日
提出者 冨樫 一成 笠原 義宗 中村 康司
高橋 直揮 宮崎 悦男 皆川 雄二
佐藤 純
賛成者 提出者を除き議員全員
新潟県議会議長 岩村 良一 様
国民皆保険制度を基盤とした持続可能な医療制度の堅持を求める意見書
我が国は、誰もが、どこにいても、必要なときに必要な医療を受けられる国民皆保険制度を有している。
しかしながら、少子高齢化の進展により制度維持のための財源確保が大きな課題となり、後期高齢者の自己負担2割や、受診時定額負担などが議論されている。
今後ますます高齢化が進展する我が国にあっては、患者の自己負担を増やすだけではなく、時代に対応できる給付と負担のあり方の観点からの議論を尽くさなければならない。
その前提として国民皆保険を堅持するには、医療従事者や医療機関の確保が不可欠である。
よって国会並びに政府におかれては、人生100年時代を迎える中、国民が将来にわたり必要な医療を安心して受けられるよう、国民皆保険制度を基盤とした持続可能な医療制度を堅持するよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和元年12月20日
新潟県議会議長 岩村 良一
衆議院議長 大島 理森 様
参議院議長 山東 昭子 様
内閣総理大臣 安倍 晋三 様
財務大臣 麻生 太郎 様
厚生労働大臣 加藤 勝信 様