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令和元年12月定例会(新総合交通・防災対策特別委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0240324 更新日:2019年12月3日更新

令和元年12月定例会 新総合交通・防災対策特別委員長報告

委員長 尾身 孝昭

 新総合交通・防災対策特別委員会における9月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。

 本特別委員会は、11月11日に会議を開催し、本県の雪対策について調査を行いました。

 最初に、防災局長から近年の雪による被害状況と現在の防災体制について及び雪処理の担い手の確保に関する取組について、総務管理部長から近年の雪による被害状況と現在の防災体制について、住宅に係る取組について及び雪処理の担い手の確保に関する取組について、土木部長から道路に係る取組について及び住宅に係る取組についてそれぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。

 まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。

  1. 中山間地域における冬期集落保安要員の重要性について
  2. 雪害時の被災者支援体制の充実に向けた国への積極的な要望活動の展開について
  3. 降雪期の地震を想定した危機管理対策について
  4. 民間企業が保有する除雪機械の維持管理への支援拡充について
  5. 近年の甚大な雪害を踏まえた関係機関との連携強化について
  6. 屋根雪下ろし時の命綱固定アンカーの普及促進について
  7. 道路交通確保に関連して
    • オペレーターの確保を含めた除雪体制の充実について
    • 防雪施設の計画的な補修の実施について

 次に、調査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。

 降積雪による災害時の対応に当たっては、救助の着手に際し弾力的な基準の運用がなされているものの急速に進む過疎・高齢化を踏まえた一層の支援が求められるので、市町村と緊密に連携のうえ地域の実情に即したきめ細かい方策を多角的に検討すべきとの意見。

 なお、本特別委員会は、去る11月19日、20日の両日にわたり、糸魚川市議会における糸魚川市駅北復興まちづくり計画の概要及び進捗状況等について行政視察を実施したところであります。

 以上をもって、報告といたします。

 


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