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令和2年9月定例会(第25号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0321777 更新日:2020年10月16日更新

令和2年9月定例会で上程された発議案

新型コロナウイルス感染症に対応した教育環境の充実を求める意見書

第25号発議案

  新型コロナウイルス感染症に対応した教育環境の充実を求める意見書

 上記議案を別紙のとおり提出します。

  令和2年10月16日

   提出者  樋口 秀敏  池田 千賀子  大渕 健

   賛成者  小島 晋  高倉 栄  上杉 知之
        長部 登  小山 芳元  小泉 勝
        杉井 旬  重川 隆広  秋山 三枝子
        片野 猛  遠藤 玲子  佐藤 浩雄
        小島 義徳  佐藤 久雄  渡辺 和光
        飯野 晋

 

新潟県議会議長  桜井 甚一 様

 

新型コロナウイルス感染症に対応した教育環境の充実を求める意見書

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けて、教育現場では試行錯誤を繰り返しながら、現場の教職員は日々多大なる労苦を強いられている。
 感染防止対策としての「新しい生活様式」では、人との距離を2メートル(最低1メートル)確保することが推奨されているが、現在の1クラスの児童生徒数では教室内において「密」を避けることが困難であり、更なる少人数学級の推進が求められている。また、少人数での授業を行うため特別教室を使用せざるを得ない学校では、特別教室へのエアコン設置が喫緊の課題である。
 一方、多くの学校で行われている放課後の消毒作業のほか、休校や分散登校に対応するオンライン授業の準備などは、教職員にとって新たな負担となり、多忙化に拍車をかけている。さらに、新型コロナウイルス感染症に対する不安や、臨時休校、夏休みの短縮、学校行事の中止など環境の変化に対するストレスから、これまで以上に児童生徒の心のケアが必要となっており、相談体制の充実が求められている。
 よって国会並びに政府におかれては、新型コロナウイルス感染症対策に対応した教育環境の充実に関し、下記の事項について特段の措置を講ずるよう強く要望する。
                      記
1 更なる少人数学級の推進を図ること。
2 特別教室へのエアコン設置を早急に進めること。
3 消毒作業に要する資機材及び要員を確保すること。
4 抜本的な教職員の増員を図ること。
5 スクールカウンセラーの増員など心のケアを強化すること。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

   令和2年10月16日

 

新潟県議会議長  桜井 甚一

  衆議院議長  大島 理森 様
  参議院議長  山東 昭子 様
  内閣総理大臣 菅 義偉 様
  財務大臣  麻生 太郎 様
  文部科学大臣  萩生田 光一 様


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