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令和2年9月定例会(陳情第18号)
第18号 令和2年8月31日受理 総務文教委員会 付託
防衛省へ海上自衛隊の軽航空母艦の保有を再考することを求める意見書提出に関する陳情
陳情者 社会の歪を鋭く追及 政策提言する世直し集団 一輪のバラの会 代表 加藤克助
(要旨)現在、中国は世界第二の経済力を維持し、アジアインフラ投資銀行を設立、アジア、アフリカ、諸国で一帯一路政策を推進している
軍事的には第一列島線、第二列島線と自国の防衛ラインを設定し、軍備拡張政策を実行し、海軍は航空母艦を数隻保有し、西大西洋、インド洋、進出を目指している。この為、防衛省内に中国に対抗上軽航空母艦保有論が浮上してきた。
しかし、日本は先の大戦で空母対空母決戦の、サンゴ海海戦、ミッドウェー海戦等で多くの航空母艦を失い搭乗員、乗組員は大海の藻屑として消え去った。一瞬にして多くの犠牲者を出した事、決して忘れてはいけない。
ついては、貴議会において、軽航空母艦保有の計画を再考することを求める意見書を防衛省に提出されたい。
(参考)
1 DDHいずも型、DDHひゅうが型(ヘリコプター護衛艦)を軽航空母艦に転用計画、DDH、DDGは公式の艦種記号
2 軽空母とは正規空母より排水量が小さく、航空機の搭載数も少ない航空母艦。