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令和3年2月定例会(第5号発議案)
令和3年2月定例会で上程された発議案
新型コロナウイルスのワクチン接種に関する意見書
第5号発議案
新型コロナウイルスのワクチン接種に関する意見書
上記議案を別紙のとおり提出します。
令和3年3月25日
提出者 河原井 拓也 宮崎 悦男 松原 良道
与口 善之 斎京 四郎 高橋 直揮
皆川 雄二 小林 一大
賛成者 提出者を除き議員全員
新潟県議会議長 桜井 甚一 様
新型コロナウイルスのワクチン接種に関する意見書
全国民への新型コロナウイルスワクチン接種は、我が国にとって新型コロナウイルス感染症を克服するための切り札となる事業であり、前例のない大規模なものとなる。既に医療従事者に対する接種が開始され、4月からは高齢者を優先に全国民を対象として本格化する。
接種を円滑に進めるためには、十分な人材、資材、流通調整、接種場所の確保等が必要であり、国による必要な経費と適切な施策の措置が求められる。また、実施に当たっては、「国民の安全・安心を第一に」との基本姿勢のもと、万全な接種体制の整備、円滑なシステム運用、副反応情報の速やかな共有や医療機関の負荷軽減など、迅速かつ丁寧に進めていかなければならない。
よって国会並びに政府におかれては、十分な数量のワクチンや資材等を確保し、常に検証・改善しながらワクチン接種の安全かつ円滑な実施に必要な措置を講ずるほか、今後のスケジュール等を示すとともに、ワクチンの種類や数量、供給時期に加え、先行接種における副反応事例などの安全性に係る知見等について、国と地方自治体の間で十分かつ確実な情報共有を行うよう強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和3年3月25日
新潟県議会議長 桜井 甚一
衆議院議長 大島 理森 様
参議院議長 山東 昭子 様
内閣総理大臣 菅 義偉 様
財務大臣 麻生 太郎 様
厚生労働大臣 田村 憲久 様
規制改革担当大臣 河野 太郎 様