ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

令和3年12月定例会(第26号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0449385 更新日:2021年12月21日更新

令和3年12月定例会で上程された発議案

新型コロナウイルス感染症の影響から国民のいのちを守る対策を求める意見書

第26号発議案

   新型コロナウイルス感染症の影響から国民のいのちを守る対策を求める意見書

 上記議案を別紙のとおり提出します。

  令和3年12月21日

   提出者  樋口 秀敏  上杉 知之  大渕 健

   賛成者  小島 晋  池田 千賀子  長部 登
        小山 芳元  小泉 勝  杉井 旬
        重川 隆広  秋山 三枝子  片野 猛
        遠藤 玲子  佐藤 浩雄  小島 義徳
        佐藤 久雄  渡辺 和光  飯野 晋

新潟県議会議長  佐藤 純 様

 

新型コロナウイルス感染症の影響から国民のいのちを守る対策を求める意見書

 国内の新型コロナウイルス新規感染者数は第5波のピーク時に比べて大きく減少したものの、海外では再び増加に転じている国もあり、オミクロン株など新たな変異株による感染が拡大する危険性もある。
 政府は第6波に備え、新型コロナウイルス感染症の入院者数を第5波のピーク時より3割増やせるよう病床を確保し、医療人材の派遣調整等を一元的に行う体制を構築したと公表したが、オミクロン株の感染が懸念される中、更なる病床確保が必要となる可能性もあり、医療ひっ迫時に必要な医療体制に見合った医師や看護師などの医療従事者を十分に確保することが必要である。
 また、新型コロナウイルスの感染拡大による雇用環境の悪化や、学校の一斉休業などによる環境の変化から、女性と子どもの自殺が増えており、感染症の影響を大きく受けている社会的弱者等の救済も喫緊の課題である。
 よって国会並びに政府におかれては、新型コロナウイルス感染症の影響から国民のいのちを守るため、下記の事項について早急に対応することを強く要望する。

1 医療ひっ迫時に医療施設等が円滑に稼働できるよう、医療従事者のマンパワーを結集できる体制づくりを具体的に進めるとともに、必要な病床を確保すること。
2 感染力の強い変異株が国外から入ってくることがないよう、水際対策に万全を期すこと。
3 新型コロナウイルスの影響を大きく受けている社会的弱者等への支援制度について、申請手続の簡略化や支給要件の緩和などによる柔軟な対応を行うなど、必要な人に必要十分な支援が届くように施策を講ずること。
4 小中高校での相談体制を強化するなど、子どもの自殺対策を進化させること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

   令和3年12月21日

新潟県議会議長  佐藤 純

  衆議院議長  細田 博之 様
  参議院議長  山東 昭子 様
  内閣総理大臣  岸田 文雄 様
  外務大臣  林 芳正 様
  文部科学大臣  末松 信介 様
  厚生労働大臣  後藤 茂之 様
  経済産業大臣  萩生田 光一 様
  新型コロナ対策・健康危機管理担当大臣  山際 大志郎 様


令和3年12月定例会・意見書一覧へ
令和3年12月定例会・議会情報項目一覧へ
新潟県議会トップページへ