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令和3年12月定例会(企業会計決算審査特別委員長報告)
令和3年12月定例会 企業会計決算審査特別委員長報告
委員長 冨樫 一成
企業会計決算審査特別委員会に付託されました企業会計決算関係7議案の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。
この7議案につきましては、いずれも去る9月定例会において、継続審査となり、閉会中審査を重ねてまいりましたが、12月3日にその審査を終了したものであります。
以下、審査の過程で述べられた主な意見について申し上げます。
まず、病院事業会計として県立病院については、コロナ禍においても安定的な医療提供が求められるので、働きやすい職場環境づくりによる医療人材の確保や収支改善の取組による経営体質の強化などに一層努めるべきとの意見。
次に、流域下水道事業会計として流域下水道事業については、今後の人口減少を見据えた持続可能な経営が求められるので、黒字決算が継続するよう市町村との連携を強化のうえ管理業務の広域化・共同化など効率的な運営手法の検討を一層進めるべきとの意見。
以上が、審査の過程で述べられた主な意見の概要であります。
次に、議案採決に先立ち、各党の党議結果並びに無所属委員の検討結果の報告を求めたところ、自由民主党、未来にいがた、リベラル新潟、公明党、無所属佐藤浩雄委員、無所属渡辺和光委員並びに無所属飯野晋委員からは、全議案いずれも原案賛成。
日本共産党からは、第133号議案については、へき地4病院の市町村への移譲や県立加茂・吉田病院の公設民営化の推進など、県立病院としての役割を守り抜く姿勢が見られないため反対。
その他の議案については、いずれも原案賛成というものであります。
次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり認定または可決すべきものと決した次第であります。
以上をもって、報告といたします。
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