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令和6年6月定例会(第16号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0677675 更新日:2024年7月16日更新

令和6年6月定例会で上程された発議案

健康保険証の存続を求める意見書

第16号発議案

   健康保険証の存続を求める意見書​

  上記議案を別紙のとおり提出します。

   令和6年7月16日

    提出者  笠原  晴彦  樋口 秀敏  上杉 知之

    賛成者  諏佐 武史  土田 竜吾  小林 誠
         牧田 正樹  小島 晋  大渕 健
         北 啓  大平 一貴  小泉 勝
         杉井 旬  重川 隆広  片野 猛
         柴山 唯  八木 清美  渡辺 和光
         馬場 秀幸

 

新潟県議会議長  楡井 辰雄 様

 

健康保険証の存続を求める意見書​​

 マイナンバーカードに健康保険証機能を組み込んだ「マイナ保険証」の普及等のため、令和6年12月2日から現行の健康保険証の新規発行を終了することとなった。
 マイナンバーカードをめぐっては問題が続出しており、とりわけ「マイナ保険証」に関しては、窓口で無効と判断されて医療費の10割が請求された事例や、他人の情報がカードに紐づけられていたケースが判明するなど、国民の健康や生命に重大な影響を及ぼす恐れのある深刻な問題が顕在化している。
 さらに被保険者や医療現場からも懸念の声が上がるなど、国民の不安も解消されないままに健康保険証の廃止が決定され、国民皆保険制度の根幹が揺らごうとしている。
 このため、何ら不都合なく使えている健康保険証を存続させ、現行の健康保険証とマイナ保険証の選択制を打ち出していた原点に立ち返るために、政府には冷静な判断が求められている。
 よって国会並びに政府におかれては、マイナンバーカードと一体化されたマイナ保険証の取得は申請による任意の判断のみに基づくとの原則を明確にし、マイナ保険証に対する国民の不安が払拭されるまでは現行の健康保険証を存続させることを強く要望する。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

    令和6年7月16日

新潟県議会議長  楡井 辰雄

  衆議院議長  額賀 福志郎 様
  参議院議長  尾辻󠄀 秀久 様
  内閣総理大臣  岸田 文雄 様
  総務大臣  松本 剛明 様
  厚生労働大臣  武見 敬三 様
  デジタル大臣  河野 太郎 様


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