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令和7年12月定例会(第27号発議案)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0791227 更新日:2025年12月22日更新

令和7年12月定例会で上程された発議案

第138号議案「令和7年度新潟県一般会計補正予算(その2)」に関する附帯決議

第27号発議案

第138号議案「令和7年度新潟県一般会計補正予算(その2)」に関する附帯決議​​

 上記議案を別紙のとおり提出します。

  令和7年12月22日

   提出者  高橋 直揮  中川 隆一  小山 大志
        飯野 晋  河原井 拓也  高見 美加
        与口 善之  市村 浩二

   賛成者  荒木 法子  沢野 亮  深見 太朗
        栗原 学  小鍛冶 就也  大矢 弘光
        田村 要介  吉田 孝志  森田 幸衛
        堀 勝重  斎京 四郎  中村 康司
        松原 良道  笠原 義宗  小島 義徳
        皆川 雄二  楡井 辰雄  佐藤 純
        岩村 良一  尾身 孝昭  柄沢 正三
        小野 峯生  帆苅 謙治  石井 修
        安沢 峰子  柴山 唯  八木 清美
        渡辺 和光

 

新潟県議会議長  青柳 正司 様

第138号議案「令和7年度新潟県一般会計補正予算(その2)」に関する附帯決議​​

 花角英世県知事は、今定例会において、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働方針への理解要請について原発の必要性等の県民理解の促進など7項目にわたって国の対応を確認したうえで了解することを表明した。併せて、職を賭す覚悟を示したうえで、原子力発電所を再稼働した場合に交付を受けられる国の再稼働交付金を財源として原子力発電に関する安全・防災対策理解促進事業を実施するための予算を計上した第138号議案「令和7年度新潟県一般会計補正予算(その2)」を提案した。花角知事は、就任からこの提案に至るまでの間、新潟県のリーダーとして先頭に立って、幾度となく関係省庁に対し、あるいは東京電力に対し、県民の安全・安心に資する取組を求めるとともに、県内市町村長とのブロック別懇談会や公聴会の開催、さらには県民意識調査などを実施して柏崎刈羽原子力発電所の再稼働問題に関する県民の多様な意見を把握・分析したうえで結論を出したものと認識しており、深く敬意を表する。
 また、花角知事は、柏崎刈羽原子力発電所の再稼働について、リーダーとして結論を出し、その結論について、県民の意思を確認すると繰り返し述べてきた。県知事、そして、我々県議会議員は、選挙を経て選出されており、換言すれば、県民の負託を受けた者であることは論をまたない。県民を代表する立場にある県知事が出した結論について、同じく県民を代表する立場にある県議会が熟議のうえ意思を表明することの正当性など深い思慮の下、花角知事は職を賭す覚悟を示したうえで、原子力発電に関する安全・防災対策理解促進事業を実施するための予算を計上した第138号議案を提案し、県議会に意思の確認を行ったものと理解している。
 よって本県議会は、第138号議案「令和7年度新潟県一般会計補正予算(その2)」への賛意とともに、今定例会において花角知事から問われている当該補正予算の執行など県知事の職務を続けていくことの是非について、「是」という意思を表明する。併せて、第138号議案に計上された予算の効果的かつ適確な執行を求めることをはじめ、花角知事が再稼働方針への理解要請について了解するに当たって提示した原発の必要性等の県民理解の促進など7項目の確認事項に係る国の対応、東京電力自らの行動と実績による信頼性の確保に関する取組、さらには柏崎刈羽原子力発電所の電力消費地である一都八県の原発立地地域への理解醸成に資する取組を適時適切にチェックするなど県議会が有する監視機能を遺憾なく発揮し、引き続き花角知事と柏崎刈羽原子力発電所の再稼働に係る県民の安全・安心に資する取組に最大限注力することをここに決意する。
 以上、決議する。

   令和7年12月22日

新潟県議会


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