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五泉市南本町地内におけるテトラクロロエチレン等による土壌汚染について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0276375 更新日:2020年4月22日更新

五泉市南本町地内におけるテトラクロロエチレン等による土壌汚染について

終報

 五泉市南本町地内の事業場跡地において、テトラクロロエチレン等が土壌溶出量基準値を超えて検出された(4月20日公表)ことを受け、県では、超過した事業場跡地の半径1,000m以内の井戸の設置状況を確認し、5地点で地下水調査を実施しました。
 その結果、すべての地点でテトラクロロエチレン及びその分解生成物は検出されませんでした。

 

調査結果

 1 調査地点:五泉市南本町2地点、寺沢1地点、横町1地点、木越1地点

 2 試料採取日:令和2年4月21日

 3 調査結果:

  ○ 地下水

単位 mg/L
調査項目 調査結果 環境基準値 検出下限値
テトラクロロエチレン 検出されず(5地点) 0.01 0.005
トリクロロエチレン 検出されず(5地点) 0.03 0.001
1,1-ジクロロエチレン 検出されず(5地点) 0.1 0.01
1,2-ジクロロエチレン 検出されず(5地点) 0.04 0.004
クロロエチレン 検出されず(5地点) 0.002 0.0002

【報道資料】五泉市南本町地内におけるテトラクロロエチレン等による土壌汚染について(終報) [PDFファイル/60KB]

本件についてのお問い合わせ先

 環境対策課 〔担当〕 秋山

 (直通)025-280-5154 (内線)2712

第1報

 五泉市南本町地内のテトラクロロエチレンの使用履歴がある事業場跡地で、土地の管理者が土壌汚染対策法に基づき実施した土壌汚染状況調査の結果、テトラクロロエチレン及びその分解生成物が土壌溶出量基準値を超えて検出され、また併せて場内で行われた地下水汚染調査の結果、環境基準値を超えて検出された旨、新発田地域振興局(環境センター)に報告がありました。

 

1 概要

 (1)調査地点:五泉市南本町地内の事業場跡地

 (2)試料採取日:令和2年3月16日~18日

 (3)基準超過状況:

○ 土壌溶出量(試料採取日:令和2年3月16日~18日)

単位:mg/L

有害物質の種類 土壌溶出量 土壌溶出量基準
テトラクロロエチレン 0.43~4.8 0.01
トリクロロエチレン 0.19~3.0 0.03

1,2-ジクロロエチレン

0.046~3.3 0.04
クロロエチレン 0.0029~0.21

0.002

 

○ 地下水(試料採取日:令和2年3月16日)

単位:mg/L

有害物質の種類 地下水 基準値
テトラクロロエチレン 4.9 0.01
トリクロロエチレン 1.7 0.03

1,2-ジクロロエチレン

22 0.04
クロロエチレン 0.37

0.002

 

2 県の対応

  • 周辺に水道水源がないことを確認しました。
  • 周辺の飲用井戸がある場合には、その所有者に対して、飲用指導の実施を五泉市へ要請しました。
  • 農業用井戸の有無については現在確認中です。
  • 周辺の井戸の設置状況を確認し、地下水調査などにより汚染の状況を確認します。

 

(参考)

○ テトラクロロエチレン

  • ドライクリーニング溶剤や繊維洗浄、金属加工での脱脂剤等に使用される。中枢神経系への障害、肝臓・腎臓への障害を及ぼすといわれており、発がん性のおそれがあるといわれている。

○ 分解生成物(トリクロロエチレン、1,2-ジクロロエチレン、クロロエチレン等)

  • テトラクロロエチレン等が土壌・地下水中で微生物等により分解されて生成するもので、人の健康への影響を及ぼすおそれがあるもの。

本件についてのお問い合わせ先
【全般について】
環境対策課環境保全係 〔担当〕秋山
(直通)025-280-5154(内線)2712
【水道、飲用井戸関係について】
生活衛生課営業・水道係〔担当]秋山
(直通)025-280-5208(内線)2677

【報道資料】五泉市南本町地内におけるテトラクロロエチレン等による土壌汚染について [PDFファイル/82KB]

 

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