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県では、地球温暖化対策の進捗状況を把握するため、毎年度、県内の温室効果ガス排出量の推計を行っています。
2021(令和3)年度の県内の温室効果ガス排出量は、2,297万t-CO2 (速報値)であり、前年度比で2.2%増加、基準年(2013年度)比18.7%減少となりました。また、森林吸収量との合計は2,221万t-CO2 (速報値)で、基準年の排出量に比べ約21%減少となりました。
(前年度からの排出量の増減の主な要因)
産業部門:新型コロナウイルス感染症で落ち込んだ経済の回復等により、製造業の生産量が増加
業務部門:新型コロナウイルス感染症で落ち込んだ経済の回復等により、電力使用量が増加
家庭部門:電力のCO2排出係数(※)の増加(+4.2%)により電力使用に伴う排出量が増加
運輸部門:営業用貨物車の燃料消費量が増加した一方、自家用乗用車の燃料消費量が減少
その他部門:エネルギー転換部門(発電所等)における排出量が減少
その他ガス:冷凍空調機器の冷媒をオゾン層破壊物質からハイドロフルオロカーボン類(HFCs)に代替することに伴い、HFCs排出量が増加
※電力のCO2排出係数:電力会社が1kWhの電気を作り出す際に排出したCO2量を表す指標値
業務部門には、オフィスビル・商業施設・学校や医療施設などが含まれます。
上記の温室効果ガス排出量を算定する際に環境省大気汚染物質排出量総合調査(一般統計調査)の調査票情報を使用しました。
(注1)四捨五入のため合計値が合わない場合があります。
(注2)排出量のデータは、様々な統計資料をもとに推計しており、必要な資料が概ね2年後に出揃った上でとりまとめ、公表しています。統計資料が過去にさかのぼって修正された場合、公表済であった過去の排出量もあわせて修正しています。
(注3)林野庁の示す本県の森林吸収量(参考値)です。
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