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村上市田端町地内の事業場跡地で、砒素が土壌溶出量基準値を超えて検出された(2月15日公表)ことを受け、県では、超過した事業場跡地の半径250m以内の井戸の設置状況を確認し、5地点で地下水調査を実施しました。
その結果、すべての地点で砒素は検出されませんでした。
調査結果
1 調査地点:村上市田端町3地点、飯野西1地点、肴町1地点
2 試料採取日:令和4年2月16日
3 調査結果:
○ 地下水
調査項目 | 調査結果 | 環境基準値 | 検出下限値 |
砒素 | 検出されず(5地点) | 0.01 mg/L以下 | 0.005 mg/L |
本件についてのお問い合わせ先
環境対策課環境保全係 〔担当〕秋山
(直通)025-280-5154(内線)2712
【報道資料】村上市田端町地内における砒素による土壌汚染について [PDFファイル/13KB]
村上市田端町地内の事業場跡地で、土地所有者が実施した土壌調査の結果、砒素が土壌溶出量基準値を超えて検出された旨、本日、新発田地域振興局(環境センター)に報告がありました。
調査結果の概要及び県の対応は次のとおりです。
1 概要
(1) 調査地点:村上市田端町地内の事業場跡地
(2) 試料採取日:令和3年11月22日、25日及び26日
(3) 基準超過状況
○ 土壌溶出量
有害物質の種類 | 調査結果 | 基準値 |
砒素及びその化合物 | 0.011~0.026 mg/L | 0.01 mg/L以下 |
2 県の対応
・周辺に水道水源がないことを確認しました。
・周辺の営業用井戸に対し、安全が確認されるまで、県から飲用中止を指導しました。
・周辺の飲用井戸がある場合には、その所有者に対して、飲用指導の実施を村上市へ要請しました。
・農業用井戸等、周辺の水源を農業用に利用している方への周知を村上市に要請しました。
・周辺の井戸の設置状況を確認の上、地下水調査を実施し、周辺における汚染の状況を確認します。
(参考)
○ 砒素及びその化合物
1 健康への影響
皮膚炎、末梢神経障害、腎障害を及ぼすといわれている。また、発がん性のある物質といわれている。
2 用途
トランジスタ、半導体、ガラス、顔料、木材の防腐剤等に使用。
本件についてのお問い合わせ先
【全般について】
環境対策課環境保全係 〔担当〕秋山
(直通)025-280-5154(内線)2712
【水道、飲用井戸関係について】
生活衛生課営業・水道係 〔担当〕逸見
(直通)025-280-5208(内線)2677
【農業用井戸関係について】
農産園芸課生産環境係 〔担当〕広井
(直通)025-280-5296(内線)2927
【報道資料】村上市田端町地内における砒素による土壌汚染について [PDFファイル/16KB]
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