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2022(令和4)年度の県内の温室効果ガス排出量(速報値)がまとまりました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0692905 更新日:2024年9月20日更新

県では、地球温暖化対策の進捗状況を把握するため、毎年度、県内の温室効果ガス排出量の推計を行っています。

2022年度の県内の温室効果ガス排出量は、2,110万t-CO2(速報値)であり、前年度比で4.0%減少、基準年(2013年度)比25.5%減少となりました。また、森林吸収量との合計は2,022万t-CO2(速報値)で、基準年の排出量に比べ約29%減少となりました。

 

(前年度からの排出量の減少の主な要因)

産業部門:部品調達難の影響を受けた金属製品工業をはじめ、多くの業種で前年の生産を下回ったことにより、電力消費に伴う排出量が減少。
業務部門:電力消費量の減少、電力のCO2排出係数※の減少により電力消費に伴う排出量が減少。
家庭部門:冬季が前年度より暖かく、灯油・都市ガス等の消費量が減少。
運輸部門:航空機の燃料消費量が増加した一方、自動車等の燃料消費量が減少。
その他部門:工業プロセス分野(セメント製造等)における排出量が減少。
その他ガス:ハイドロフルオロカーボン類(冷凍空調機器の冷媒)が増加傾向から横ばいに変化。

※電力のCO2排出係数:電力会社が1kWhの電気を作り出す際に排出したCO2量を表す指標値

 

業務部門には、オフィスビル・商業施設・学校や医療施設などが含まれます。

上記の温室効果ガス排出量を算定する際に環境省大気汚染物質排出量総合調査(一般統計調査)の調査票情報を使用しました。

 

報道資料 [PDFファイル/183KB]

 

新潟県及び全国の温室効果ガス排出量

新潟県(単位:万t-CO2)(注1)(注2)

 新潟県の温室効果ガス排出量

(注1)四捨五入のため合計値が合わない場合があります。
(注2)排出量のデータは、様々な統計資料をもとに推計しており、必要な資料が概ね2年後に出揃った上でとりまとめ、公表しています。統計資料が過去にさかのぼって修正された場合、国のマニュアルが変更された場合には、公表済であった過去の排出量もあわせて修正しています。
(注3)林野庁による本県の森林吸収量(参考値)です。

全国(単位:万t-CO2

全国の温室効果ガス排出量


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