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五泉市村松地内の高濃度ポリ塩化ビフェニル(PCB)廃棄物であるコンデンサの保管事業場内において、県が実施した調査(立入検査)の結果、当該機器からPCB漏洩のおそれがあることを確認しました。
調査結果の概要及び県の対応は次のとおりです。
1 概要
(1)所在地:五泉市村松地内の保管事業場敷地
(2)試料採取日:令和5年1月13日
(3)試料の種類:高濃度PCB廃棄物保管場所直下の堆積物(腐葉土等)
(4)調査結果(定性分析)
項目 | 調査結果 |
PCB | 検出あり |
2 県の対応
・PCB漏洩のおそれがあることから、地下水への影響が考えられる範囲の井戸の設置状況を確認したところ、水道水源、飲用井戸、営業用井戸及び農業用井戸はありませんでした。さらに、その他用途の井戸や範囲を広げた周辺の井戸の設置状況を確認し、地下水調査を行います。
・当該事案に係る堆積物等の汚染範囲を確認します。
(参考)検出された物質の健康への影響等
○ ポリ塩化ビフェニル(PCB)
1 健康への影響
慢性的な摂取により体内に徐々に蓄積し、様々な症状(目やに、爪や口腔粘膜の色素沈着等)を引き起こすことが報告されている。
2 用途
電気機器の絶縁油、熱交換器の熱媒体、ノンカーボン紙などに使用された。
(現在は製造・輸入ともに禁止)
本件についてのお問い合わせ先
【全般について】
資源循環推進課産業廃棄物係 〔担当〕高橋
(直通)025-280-5161(内線)2504
【周辺地下水調査について】
環境対策課環境保全係 〔担当〕秋山
(直通)025-280-5154(内線)2712
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