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佐渡市中原地内の事業場敷地で、土地の所有者が実施した土壌調査の結果、砒素が土壌溶出量基準値を超えて検出された旨、本日、佐渡地域振興局(環境センター)に報告がありました。
周辺に砒素を使用する事業場がないこと、また、過去に周辺の地下水から砒素が検出されていることから、砒素の基準値超過は地質的な要因によるものと考えられます。
調査結果の概要及び県の対応は次のとおりです。
1 概要
(1) 調査地点:佐渡市中原地内の事業場敷地
(2) 試料採取日:令和4年12月21日
(3) 基準超過状況
○ 土壌溶出量
有害物質の種類 | 調査結果 | 基準値 |
砒素及びその化合物 | 0.014 mg/L | 0.01 mg/L以下 |
2 県の対応
・周辺に水道水源、営業用井戸、農業用井戸がないことを確認済みです。
・周辺に飲用井戸がある場合には、その所有者に対して、飲用指導の実施を佐渡市へ要請しました。
(参考)
○ 砒素及びその化合物
1 健康への影響
皮膚炎、末梢神経障害、腎障害を及ぼすといわれている。また、発がん性のある物質といわれている。
2 用途
トランジスタ、半導体、ガラス、顔料、木材の防腐剤等に使用。
本件についてのお問い合わせ先
【全般について】
環境対策課環境保全係 〔担当〕秋山
(直通)025-280-5154(内線)2712
【水道、飲用井戸関係について】
生活衛生課 〔担当〕逸見
(直通)025-280-5208(内線)2677
【報道資料】佐渡市中原地内における砒素による土壌汚染について[PDFファイル/69KB]
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