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柏崎地域振興局地域整備部では、地域の子供たちの郷土愛を育むとともに、親子で建設産業への理解を深めてもらい、次世代の建設産業における地域の担い手確保につなげることを目的として、水にまつわる地域学習と建設中の鵜川ダムを間近で見学する親子参加型イベントを開催しました。参加いただいた皆様、ありがとうございました!
以下、見学会当日の様子を紹介します。
鵜川ダムのすぐ近くに、江戸時代に造られて以降今でも現存する「宮川用水」という農業用の用水路があります。これは、鵜川より標高が高いところにある田んぼにも水を引けるよう、整備されたものです。宮川用水ができたことで柏崎の米生産量が増え、当時の国(藩)の豊かさに貢献していました。
今回は、当時の用水整備に深く携わった「宮川四郎兵衛」という人物について、柏崎市立博物館学芸員の池田さんからお話を聞きました。
↓ 参考:鵜川ダムと宮川用水の位置関係(宮川堰写真はHPより引用)
現在工事中の鵜川ダムについて説明がありました。どんな形のダムができるのか、またダムができることで普段の生活にどんな影響があるのかを、写真や動画をみながら学びました。
↓ 3Dメガネで、ダム周辺の写真を立体で見てみました!
今回の見学会開催にご協力いただいた柏崎測量設計業協会の方々から、土木工事に欠かせない「測量業務」について紹介いただきました。普段の仕事内容や、ドローンを活用した測量技術の紹介など、子どもたちも興味をもって聞いていた様子でした!
建設中の堤体やコンクリート構造物を間近で見たり、実際に現場で使う測量の機械を使ってみたりと、盛り沢山な現場見学となりました。いつも現場で動いている大きな重機をすぐ近くで見たときは、当日一番の盛り上がりでした!
↓ 展望場から現場を一望!
↓ 堤体の上まで徒歩で登りました
↓ ドローン、意外と大きいです
↓ めずらしい重機と記念撮影!
柏崎地域の子供たちに鵜川ダムのことを知ってもらう、大変良い機会になったと感じています。これを機に、自分たちの住む地域の治水や利水について興味を持っていただければ嬉しいです。
↓ 堤体の上でドローンによる記念撮影!