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令和5年7月18日に柏崎市立北鯖石小学校5年生が、「農業水利施設見学」と「ほ場整備見学」を行いました。
はじめに新道小学校の教室をお借りし、「田んぼの水はどこから来るか」・「ほ場整備ってなに」と題して、柏崎農業振興部職員が講義を行いました。
私たちの身の回りで起きている「水の循環」や、農業用水に関連する「農業水利施設の役割」、農業用水を使う田んぼで行っている「ほ場整備」について、クイズを交えながら理解を深めてもらいました。
児童の皆さんは講義を熱心に聞き、学んだことをノートに書いていました。
講義を聞いている様子
講義のあとは水の流れに沿って現地見学を行いました。
最初に藤井頭首工に移動し、柏崎市役所農林水産課の職員から頭首工の構造や重要性、頭首工の歴史などを説明していただきました。児童の皆さんは、頭首工は見たことがあってもしっくり時間をかけて見たことはなかったようで、水が流れる様子や石碑をじっくり観察していました。
柏崎市役所の職員からの説明を聞いている様子
藤井頭首工の見学の様子
次にほ場整備を実施している現場へ移動し、ほ場整備工事を間近で見学しました。
現場では小さな田んぼを大きくするために、ブルドーザーを使って土の移動作業を行っており、児童の皆さんは機械の大きさや迫力にびっくりしていました。
また、「重機の重さはどのくらいあるか」や「土の移動作業はどのくらい日数がかかるのか」など、興味津々な様子でした。
事前にどんな工事をしているか説明を聞いている様子
ほ場整備を見学している様子
活動後のアンケートでは、「頭首工はせきをすることで水の量を変えられることに驚いた。」や「ほ場整備をすると作業が短くなることが分かった。」などの声をいただきました。
今回の活動を通して、おいしいお米を作るために必要な水の流れや農業水利施設の重要性、ほ場整備がどんなことをしているかについて理解を深めてくれた様子でした。
※農業用用排水路などの水辺には危険な場所もあります。必ず保護者の方が同伴して、子供だけで近づくことがないようにしてください。