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令和5年9月4日(月曜日)に柏崎市立北鯖石小学校4年生と荒浜小学校5年生が、「お魚救出作戦」を行いました。
この活動は鯖石川からの取水期間が終了し水量が少なくなった用水路で、行き場をなくした魚や蟹や貝など、たくさんの生き物を捕まえ、生き物について学習した後に、排水路へ放流することを目的に行われました。
まず初めに地域振興局の職員から今回調査する用水路について、地域の方から魚の捕獲方法について説明を受けました。
活動前に注意事項を聞きました
その後、児童の皆さんは、くつやズボンが濡れることも気にせずに、元気に水の中に入って、一生懸命に生き物を捕まえていました。
用水路で生き物を捕まえている様子
捕まえた生き物について、生き物の専門家から生き物の名前や特徴、棲んでいる環境など、いろいろなことを教えてもらいました。
専門家の話に興味津々
捕まえた生き物は、鯖石川に流れ込んでいる排水路に逃がしました。
排水路に生き物を逃がしている様子
児童の皆さんの活躍で、生き物たちは無事に鯖石川に帰ることができました。
実施後のアンケートでは、「用水路にあんなに何種類もの生き物がいるとは思わなかった。」、「いろんな生き物を教えてもらってうれしかった。」などの声をいただきました。
今回の作戦を通して、生き物が棲むための環境を守るにはどうしたらよいかということに興味を持ってくれたようでした。
コイ、ドジョウ、モロコ、スジエビ、モズクガニ、タニシ など
※農業用用排水路などの水辺には危険な場所もあります。生き物を観察するときは、必ず保護者の方が同伴して、子供だけで近づくことがないようにしてください。