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株式会社ディー・エヌ・エー
「Mobage(モバゲー)」や「Pococha(ポコチャ)」、カーシェアサービス「Anyca(エニカ)」などのインターネットを活用した事業で名の知れる株式会社ディー・エヌ・エー(以下、DeNA)。2011年12月にはプロ野球への新規参入を果たし、「横浜DeNAベイスターズ」の球団経営を始めました。
そんなDeNAが新潟に進出したのは、2008年4月。10代のSNS利用者が増えていたことから、サイトの健全化が必要とされていたころでした。そこで、サイトパトロールの強化に伴い地方拠点を設けようとし、最終的に決まったのが新潟市。以来、サイトのパトロールや会社全体のサービスのサポートを行ってきました。今回はシステム本部品質管理統括部グループマネジャーの齋藤謙一さんと宮本真由美さんにインタビュー。新潟進出の背景から新潟カスタマーサポートセンターとしての役割、進出したことでどんな効果が生まれたかまでお話しを伺いました
目次
- SNS急拡大を背景に新潟へ進出
- 契約期間丸々5年働くスタッフ多数!
- 新潟にDeNAがある意味とは?
- 程よく田舎で程よく都会の新潟県
- 地方に拠点を持つ会社として成し得ること
SNS急拡大を背景に新潟へ進出
20代の労働人口がトップクラス!
人口規模と助成金制度に惹かれ、新潟へ
2000年代後半、10代のSNS利用者数が増加したことで、サイト上で不審な行動はないか、怪しいアカウントはないか等、管理会社としてサイトパトロールを強化することが求められていました。そこで、DeNAは大規模な監視体制構築にあたり、地方進出を検討。候補に挙がったのが、新潟県でした。
検討した結果、新潟市が人口80万人都市で20代の労働人口が地方でトップクラスであること、助成金制度が充実していたことといった理由から、2008年4月新潟市中央区万代のビル内に事務所を構えることとなりました。