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株式会社イードア | Page 3
目次
- イードアの事業内容とは
- 新潟市進出の決め手
- 新潟でのイードアの役割
- 現場で働く社員の声
- 新しい自分が見つかる、新潟暮らし
- 革新の可能性に富んだ新潟県
新潟でのイードアの役割
大学や企業との連携で
新たなイノベーションを
新潟支社をオープンしたのが、2020年11月26日。オープン前は本社のサポート拠点として考えていましたが、地場の企業と繋がりが生まれたことで、事業の拠点としてもスタートさせました。
新潟支社での活動のひとつが、新潟大学と協働で研究を進めている「起業家育成プロセスのモデリング」。イードアが発行する起業家の人生に迫った雑誌『Focus On』で培ったデータをもとに、起業家精神の育成に取り組む新潟大学経済科学部の伊藤龍史准教授と共にどんな人物がどんな起業・挑戦をするのかを分析。新潟県内における「どのようなタイプの方であれば、どういうきっかけがあれば挑戦しやすい」といった生き方モデルの抽出を目指しています。
「『Focus On』は、経営者に半日かけてインタビューし、幼少期からの意思決定と行動選択のプロセスにまつわる情報を収集蓄積したもの。16パターンに分かれる経営者の分類をもとに、どんな人が起業する傾向があるのかを研究してきました。新潟進出前に聞いていたのが、県内での開業率が低いと聞いていたので、今までの経験と知見で開業率向上の力になれればと考えていたのです」(石川さん)
さらに2021年5月には、起業支援団体である株式会社スナップ新潟とともに「新潟アントレプレナーシッププロジェクト」を始動。共同研究でのデータを踏まえ、新潟県内の若手人材それぞれの人生に合う事業案や未来像の創出を目指すプロジェクトを考案しました。
「アントレプレナーシップは起業家精神/企業家精神と訳されることが多く、事業を興す人にだけ必要な要素だと思っている人もいるかもしれません。でも、起業は自分のやりたいことを明確にすること。起業しなくても、全員が持っておくべき精神だと思っています。このプロジェクトを通してアントレプレナーシップを持った人が増えてくれたら嬉しいですね」(石川さん)