本文
株式会社エイトビット | Page 4
目次
- 作画と全体の進行管理を担当する、アニメ制作会社
- アニメ文化が根づくまち・新潟
- 遠隔で作画を担当する、新潟スタジオ
- 大好きな信濃川の景色をコンテンツに
- 新潟にエイトビットが進出した意義
大好きな信濃川の景色をコンテンツに
キャラクターとフレームで
新潟の景色を切り取る
「新潟で暮らすのは初めて」という福岡県出身の金子さん。食も景色も、新潟ならではの暮らしを楽しんでいるようです。
「新潟はやっぱり食がおいしいですよね。各地を巡るのも好きで、以前、東京から友人が来たときは能生のカニを食べにいったこともありました。あと、前に社長と淡路さんが出張で新潟スタジオに来たときに『とんかつ太郎』に行ったのですが、7枚でもいけると思って勧めたらお腹がはち切れそうになっていて。いまでも、社長と淡路さんにネタにされています(笑)」(金子さん・写真左)
新潟の情報誌を読むことが日課だという金子さん。県内の食も満喫していますが、ふとした景色に気持ちが安らぐことが多いといいます。「新潟では時間がゆったりと流れている気がします。お気に入りは、信濃川沿いのやすらぎ堤。歩いているだけで穏やかな気持ちになり、癒されるんです」(金子さん)
また、金子さんは新潟スタジオの作画スタッフが描いたキャラクターと木枠で新潟の風景を切り取って見えるフレームを製作。信濃川の景色と合わせて写真に撮り、毎年社内で作るカレンダーのデザインに取り入れました。この方法は、昔ながらのアニメ制作の流れと同じ仕組み。アニメは本来キャラクターと背景を何枚も重ねて一枚の絵を作ります。新潟の景色にキャラクターを重ねる金子さんの手法はまさにアニメの作り方。「制作方法を知ってもらう機会になれば」とアニメ制作の浸透にも力を入れています。