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株式会社アイレップ
株式会社アイレップは、博報堂DYグループのなかで主にデジタルマーケティングを専門とする広告会社です。特に大量のデータを分析しながら行う「運用型広告」の領域においては、国内トップクラスのシェアを誇っています。また従来から得意としているSEM(検索連動型広告)の領域やWeb検索で上位に表示されるようにサイトの構成を調整するSEOの施策を中心にしながら、クライアントの利益を最大化するためのソリューション事業も展開しています。
デジタル広告が業界における大きな柱となっている今、アイレップが日々運用する広告は膨大な数となっています。その広告制作を担う地方拠点がアイクリエイティブデベロップメントセンター新潟です。2016年に高知、2018年に新潟という地方都市に開設されたクリエイティブの拠点が、今アイレップの大きな力になろうとしています。今回は新潟進出までの経緯と現状を、アイクリエイティブデベロップメントセンター新潟を率いるUnitマネージャーの吉村泰司さんにお聞きしました。
目次
- 地方進出の背景
- 人材面での新潟の優位性
- 業務領域の拡大を実現
- 働くスタッフの声
- さらなる規模拡大を視野に
地方進出の背景
ディスプレイ広告の需要の高まりに対応し
広告制作業務に特化した地方拠点
日本の広告業界において、特にデジタルマーケティングの分野で業界のリーディングカンパニーとして確固たる地位を築いているアイレップ。2018年に新潟市に開設されたアイクリエイティブデベロップメントセンター新潟は、どんな機能を果たしているのでしょうか。
「近年、運用型広告の中でも、特にSNS等で配信される画像広告や動画広告によるディスプレイ広告の需要が増してきています。それに比例するように広告制作の量と質への対応が求められるようになってきました。そこで2016年に高知県高知市に広告制作業務に特化したアイクリエイティブデベロップメントセンター高知を開設。デザイン性に優れユーザーの興味をひくバナー広告などを大量に企画・制作する体制を整備しました。現在は約40名のスタッフがいますが東京本社や名古屋、大阪、福岡の各営業所とうまく連携しながら大量の広告制作業務を行っています。新潟は高知と同じ機能を持った国内の第2拠点として2018年1月に設立されました」(吉村さん)
私たちが日々、当たり前のようにWebサイトやInstagram、LINEなどのSNSで目にする広告の静止画や動画が新潟拠点で制作されており、そのニーズは年々増加傾向にあります。では、高知に次ぐ拠点として新潟が選ばれたのにはどんな理由があったのでしょうか?
「BCP(事業継続計画)の観点から、高知とは離れた場所に拠点を置くということが大前提としてありました。その上で、新幹線の本数も多く東京から2時間で行くことができる距離の近さとアクセスのよさというのが、新潟を候補地としたひとつの要因だったことは間違いありません。また、新潟にはデジタルマーケティングのビジネスを展開している企業が少なく、採用の面で優位性があると考えていました。NSGグループをはじめコンピュータやデザインの専門学校が多く、新卒採用が非常にしやすかったということが、新潟進出の大きな理由になったのも事実です。開設時は20名でスタートしましたが、3年で約50名に増えています。また、そのなかの7割が新卒ですし、一部社員を除くほぼすべてが新潟出身です」(吉村さん)
株式会社アイレップ<外部リンク>
住所
東京本社
東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー21F
03-5475-2720
アイクリエイティブデベロップメントセンター新潟
新潟県新潟市中央区上大川前通7番町1230-7 ストークビル鏡橋8F
Url
https://www.irep.co.jp/<外部リンク>