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株式会社ネクストステージ
私たちがパソコン上で行う作業をロボットで自動化する「RPA(Robotic Process Automation)」。このRPAをメインに法人の基幹システムの生成を行っている会社のひとつが、株式会社ネクストステージです。首都圏を拠点に法人関係のシステム開発を行っていましたが、新型コロナウイルスの関係で企業へ出向する機会も減少。社員はリモートワークが中心になったタイミングで、新潟県のITイノベーション拠点であるNINNO(ニーノ)を運営する木山産業の木山社長と出会い、代表の生まれ故郷でもある新潟に新たな拠点を設けることにしました。
今回はそんな株式会社ネクストステージの代表取締役 樋口信太郎さんにインタビュー。新潟にオフィスを構えた背景、新潟のIT業界の課題、今後の展望まで様々なお話をうかがってきました。
目次
- 作業効率を向上できるRPAとは
- 新潟へ戻るきっかけとなった都内の地域活動
- 始まったばかりの新潟での活動
- 県外から見える新潟の魅力
- 新潟のIT業界の変革を
作業効率を向上できるRPAとは
RPAで企業活動をサポート!
ネクストステージの軌跡
東京都渋谷区に本社を構え、必要に応じ企業への出向やオンラインでのシステム開発、保守作業にあたってきた株式会社ネクストステージ。事業の大半を占めるのが、RPAです。例えば営業が経費を入力し、その後経理が専用ソフトに入力するといった作業を一度の入力で完結させることも可能に。今までの作業を効率的にすることもできるようになるのです。
今でこそこうした法人へのシステム開発やRPAをメイン事業としていますが、樋口さんが個人事業主として最初に始めた事業は、パソコン販売やweb制作の受託でした。会社員を経て個人で仕事を請け始め、何とか収益を確保できるようになりました。同じ頃、RPAロボットの開発や保守業務を請け負うようになり、2018年に株式会社ネクストステージとして法人化しました。そして現在、誰もが名前を知る大手企業のRPA業務も担当する、前線で活躍するシステム会社となりました。
「最初から起業すればいいのですが、「ビビり」なもので(笑)なかなか一歩踏み出せず、最後の会社員生活をさせてもらった会社では10年間お世話になりました。独立しよう!と覚悟を決めてから1年間一生懸命頑張って、収益を作り出そうと必死に動き回って。何とか結果を出せるようになったのですが、ホームページでは大きな売上に繋がらなかったんです。どうしようかと思っていたタイミングで会社員時代に経験させてもらったRPAの仕事として請け負うようになりました。ただ、まだ認知は広まっていなくて、ソフトウェアと何が違うの?という状態。少しずつRPAがメディアで取り上げられるようになって理解していただけるようになりました」(樋口さん)
株式会社ネクストステージ<外部リンク>
住所
株式会社ネクストステージ
本社
東京都渋谷区渋谷4-2-8-410
新潟オフィス
新潟県新潟市中央区笹口1-2 新潟プラーカ2
Url
https://nishitokyo-pc.com/<外部リンク>