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「授業改善リーフレット2024」を現在作成中です。令和4年度より共通テーマとして取り組んできた「個別最適な学びと協働的な学びの一体的充実」「ICTの活用」について、学校訪問等を通じて見えてきた課題とその解決策の具体例とを記載しています。さらに、昨年度改訂された「生徒指導提要」を授業で生かすことを視点とした「学習指導と生徒指導の一体的充実」についてもテーマに加えて編集を行っているところです。まもなく各学校にリーフレットを配付するとともに、教育事務所HPやTea Roomにもアップする予定です。
すでに配信済みの「授業改善リーフレット2023 フォローアップ」と併せて各学校で有効活用していただくことを願っております。
DXの推進、アナログ規制への対応、ペーパーレス化への対応といった視点から「紙媒体によるリーフレット配付は必要か」という議論も所内ではありましたが、実際にリーフレットを手に取ることで、各学校での認知、閲覧の機会も向上するであろうという観点から、今年度については、紙面とデータの双方をお届けする形をとろうと考えております。
しかしながら、社会の流れは確実にデジタル化に向かっています。令和5年6月には、第4期教育振興基本計画(令和5年度~令和9年度)が閣議決定されました。その中でも、教育デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が掲げられています。そこでは、教育の分野においてICTの活用を特別なことではなく「日常化」するなど、デジタル化を更に推進していくことが不可欠であると述べられています。
冒頭のリーフレット配付について、現時点では紙媒体と電子データが重複し、アナログとデジタルのツールを掛け合わせた形になっていますが、日常の会議や研修等で端末を活用し続け、「便利さ」の経験を重ねることで、デジタル活用の定着と意識の変化が生まれ、「紙媒体はもう必要ありません」という声が聞こえるようになってくるのではないかと考えています。
私自身、周囲に助けを求めながら、日々、端末との格闘を続けている一人なのですが、何とかDXの推進に向けた見通しをもち、次の一歩を踏み出すことができるようになりたいと、この原稿を書きながら決意を新たにしているところです。
中越教育事務所長 渡邉 正人
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