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大雪に伴う果樹の管理対策について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0546365 更新日:2022年12月22日更新

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今が旬の農産物

〈チューリップ〉

チューリップの花々

 

 夏が終わったかと思えば、あっという間に肌寒さを感じる今日この頃、県の花チューリップがいよいよ登場してまいりました。
 新潟からの切り花は10月から翌春の4月まで計1,000万本以上が全国に向けて出荷されており、全国1位を誇ります。
 栽培されている品種は約260種。様々な色合いはもちろん、スタンダードな一重のカップ咲き、八重咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き、ピクチャー咲きなど多彩です。
 飾り方はいろいろ。暖かな陽ざしを浴びたチューリップは、たくさん生ければ華やかに、また、短く切ってコップに生けるだけでも明るく生活を彩ります。
 お部屋の温度によって花びらが開いたり、閉じたりといった表情の変化も是非楽しんでみてください。

●産地
 新潟市全域、五泉市
●出まわり期
 10月下旬~4月上旬

〈かき〉

「に」が目印の新津産柿箱

 新潟市秋葉区の新津地区には、全国各地で栽培されている柿の代表品種「平核無(ひらたねなし)」の原木が現存しており、樹齢は300年余とも言われています。その新津地区では「平核無」と早生品種「刀根早生」が約17ha栽培されており、今年も10月から収穫・出荷が始まりました。生産者は果実の色づきを確認しながら収穫し、病害虫等で傷んだ果実を取り除いてコンテナに詰めた後、JAの渋抜き施設までトラックで運びます。果実は2~3日かけて渋抜き処理された後、選果機で見た目や大きさ別に分けられ、箱詰めされて県内外の市場へ出荷されます。新津産の柿は【にいつ】の【に】が目印の箱に詰められ、贈答用から家庭向けまで出荷されていますので、ぜひご賞味ください。
(写真:新津産の柿は【にいつ】の【に】が目印です)

●産地
 新潟市秋葉区
●出まわり期
 10月~11月

〈じねんじょ〉

自然薯の販売品

 山菜の王者「じねんじょ」は、県内でも限られた地域で栽培されており、阿賀町は数少ない産地の1つです。また、じねんじょは肥沃で地中深くまで排水の良い土壌を好むため、自然豊かな阿賀町でも栽培する場所を厳選して大切に育てています。
 じねんじょの大きな特徴は、強い粘りと特有の風味です。皮ごとすり下ろすことで、じねんじょ本来の香りや粘り、豊富な栄養価を逃さずに楽しめます。そのままごはんにかけるもよし!汁物に入れたり油で揚げたりアレンジするもよし!ぜひ旬の味をお楽しみください。

●産地
 阿賀町
●出まわり期
 11月下旬~12月下旬

〈そば〉​

そばのお膳

 そばは中山間地域の農村部で、自家用として食されたものが、来客用のもてなしの食事へと発展したものです。栽培品種も従来から広くつくられていた「信濃1号」という品種から、近年は「とよむすめ」という実の大きなつくりやすい品種に変わってきました。盛夏から初秋にかけて、田んぼの中に突然、真っ白な花が見られます。あれがそばの花です。
 新潟には、自慢の手打ちそばのお店がたくさんあります。お店によっては自宅を改装して、農村の暮らしを再現したり、手打ちそばの体験講習を行うなど工夫をこらしているところもあります。行楽の秋、遠出の際はその土地のそばを試してみるのも楽しい体験ですね。

●産地
 阿賀町、五泉市、新潟市北区など
●出まわり期
 10月下旬~12月

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