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新潟地域振興局地域整備部では、未来を担う小学生のみなさんに社会資本の役割や整備促進への理解を深めてもらうため、県が管理する土木施設の見学会を開催しています。
小学4~6年生を主な対象として新潟市内の小学校に公募し、応募校の中から新潟市立濁川小学校(北区)6年生のみなさんに12月7日(火曜日)、「HARD OFF ECOスタジアム新潟」及び「デンカビッグスワンスタジアム」の見学会に参加してただきました。
ロビーで案内の職員の方々にあいさつをして、見学会の開始です。
新聞記者の方々が記事を書く記者室へ行きました。約60人分の座席があるとの説明を聞きました。
次に、記者室の隣にあるテレビ放送などのための放送ブースも見学しました。
(記者室)
(放送ブース)
野球選手は荷物が多いので、大型のロッカーが備え付けてあるとの説明を聞きました。
過去にオールスターゲームなどでプロ野球の選手たちも使用した場所とのお話もありました。
屋内練習場はグラウンドと同じ人工芝で、広さは約1,000平方メートルあり、中にはゴムチップが敷かれて、クッションが効いているとの説明を聞きました。
小学生のみなさんは、広い練習場内を走り回ったりして楽しんでいました。
また、素振り室では鏡がステンレス製であることを聞いて驚いていました。
(屋内練習場)
(素振り室)
ダッグアウトは選手の控え席で、ダッグアウトにある屋内練習場が見れるモニターなどの説明を聞きました。
ダッグアウトからグラウンドに出て、小学生のみなさんは人工芝の感触を確かめたり、走り回るなどそれぞれに楽しんだ後、集合写真を撮りました。
ロビーに展示されているHARD・OFF ECOスタジアム新潟の模型やこけら落としの試合やオールスターゲームの出場選手のサインボールなどの説明を聞いた後、案内していただいた職員の方々にお礼を言いました。
広いエントランスホールで案内役の職員の方にあいさつをして出発です。
ラウンジにはJリーグの公式サッカーボールや日本代表選手のサイン入りユニフォームのほか、ビッグスワンスタジアムの模型などが展示を見学しました。
小学生のみなさんは、プロ選手が使うボールに触ったり、貴重な展示物に見入ったりしていました。
VIP席に座り、芝生の管理などについて説明を聞きました。ビッグスワンの芝は、過去に何度もJリーグの「ベストピッチ賞」を受賞している質の高い芝とのお話がありました。
また、芝生の散水には環境と経済性に配慮し、雨水を利用しているとの説明を聞きました。
その後、2層目スタンドの最も高いところへ行き眺めを楽しみました。
(メインスタンド)
(2層目スタンド)
貴賓室は、平成21年のトキめき新潟国体の際に来県された当時の天皇・皇后両陛下がご利用になられた部屋で、ベランダには赤い絨毯が敷かれ、最も試合が見やすい位置にあるとの説明を聞きました。貴賓室のベランダからは、バックスタンドの「NIIGATA」の文字が正面に見えます。
プロサッカー選手は試合道具を持たずに試合会場に来て、ユニフォームなどはスタッフが全て準備されるとの説明を聞きました。
また、サッカー日本代表選手が来場したときにこの更衣室を使用したことなどを教えてもらいました。
陸上トラックは国際競技大会も開催可能であるとの説明を聞きました。小学生のみなさんは、小雨が降ったり止んだりの中でしたが手入れの行き届いた天然芝に触ったり、1周400メートルを元気一杯に走っていました。
最後に、みんなで集合写真を撮りました。
中央ホールで、案内していただいた職員の方にお礼を言い、デンカビッグスワンスタジアムの見学会を終了しました。
今年度は新型コロナウィルス感染症予防対策のため、参加された小学生のみなさんを2班に分けて、各班「HARD OFF ECOスタジアム新潟」及び「デンカビッグスワンスタジアム」を交互に見学していただく形で参加していただきました。
小学生のみなさんからは観覧席以外の普段入れない場所に入ったり、陸上トラックや人工芝のグラウンドの上を走り回ったりして、2つの土木施設を十分に楽しんでもらえたことと思います。
また、この見学会を通して様々なことを発見し、その魅力をより身近に感じていただけたのではないかと思います。
ご家族や周囲の人に今回見たこと、学んだこと、感動したことを話して、次回はご家族で足を運んでみてください。
それによって、多くのみなさんの土木施設への関心が高まるとともに、理解が深まることを期待しています。
最後に、新型コロナウイルス感染症予防対策にあたって、学校関係者並びに各スタジアムのスタッフの方々にご尽力いただいたことを感謝申し上げます。