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【新潟】「身近な社会資本の見学会」を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0530428 更新日:2022年11月7日更新

 高校生に建設産業の魅力と重要性について理解を深めてもらうため、県立新潟工業高等学校土木科の生徒を対象に「身近な社会資本の見学会」を開催しました。
 参加した生徒の皆さんは、土木施設や工事現場を見学し、実際に現場で働いている先輩方の話を聞いて、自分が建設産業に就業する姿を想像できたと思います。将来、建設産業の担い手の一人になってもらえることを期待しています。

 本見学会は、NPO法人にいがた地域創造センターの協力を得て、開催しました。

開催の概要

 
日 時  令和4年9月12日(月曜日)午前 【室内学習】
 令和4年9月14日(水曜日)午前 【現場見学】
内 容

【室内学習】
建設産業の役割、通船川の成り立ち、山の下閘門排水機場の役割について学習しました。

【現場見学】
1)山の下閘門排水機場 乗船見学
船で閘門を通行し、「海抜ゼロメートル」を体感しました。

2)福島潟水門本体工事 現場見学(発注者:新潟県)
水門工事の目的と概要を学習し、現場で働く人たちと意見交換を行いました。

参加生徒  新潟県立新潟工業高等学校 土木科1年生 35名

見学会の様子 

【室内学習】
 現場見学の事前学習として、高校の教室で山の下閘門排水機場の役割などを学びました。

室内学習の様子

【現場見学】
1)山の下閘門排水機場 乗船見学
 新潟市東区にある「山の下閘門排水機場」では、乗船して閘門を通行し、通船川の水面の高さが信濃川より約2m低くなっている水位差を体感しました。                                                     

閘門内の水位上昇の様子 閘門内の船からの写真
 通船川河口の森にある船着場から閘門を通過して、山の下橋付近で引き返すコースで見学しました。
 閘門は、前後の扉を開閉することにより船のエレベーターの役割をします。 
 通船川側の扉を閉め、信濃川側の扉を開けると、水位が上がってきます。   

2)福島潟水門本体工事 現場見学
 新潟市北区にある福島潟と新井郷川の合流部で行われている福島潟水門本体工事の現場を見学しました。
 当工事は福島潟を源流とする新井郷川の流域を水害から守るため、水門を整備する工事で平成30年に工事着手しました。

 発注者(新潟地域振興局地域整備部)、受注者(福田・皆川・石井特定共同企業体)の担当者が事業の概要や工事の内容を説明し、併せて高校生と意見交換を行いました。

工事現場全体の様子 説明の写真現場を見ながら説明している写真1 現場を見ながら説明している写真2

 

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