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治山防災ヘルパー制度
山地災害危険地は広大な山間地に分散しており、県・市町村の治山担当者のみでは、山地災害に関する情報を十分に把握できない場合があることから、災害発生の情報を速やかに把握するため、山地災害に関して一定の専門的知識を有する県・市町村OB、林業関係団体関係者、地すべり巡視員等を主体とした「治山防災ヘルパー」制度を平成9年に創設しました。
研修の実施
土砂災害にかかる一連の対応について研修会を企画しました。
今回は治山防災ヘルパーと市職員11名が参加し、阿賀町京ノ瀬で土砂災害が発生し現在治山工事中の箇所、及び同町東山で地すべりの発生により住民が避難した箇所などを研修地としました。
大規模災害もその発生時にはいつもと違う小さな異変(前触れ)が起きる場合があります。
その異変や、「〇〇で山地災害が発生したようだ」という情報を見たり聞いたりした時に、速やかに県や市町村に連絡いただけるようお願いしました。
参加者からは「何をすればよいか理解できた。」「ソフト面の説明もあったらよいのでは。」とのご意見があり次回の研修に生かしていきたいと思います。
阿賀町京ノ瀬 土砂の移動防止対策施工中 (谷止工)
阿賀町東山地区 地すべり防止対策施工済み (アンカー工等)