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企画経営部の小林技術専門幹(前作物研究センター長)が、令和6年度(第80回)農業技術功労者表彰において「生産と加工の現場ニーズに応える多様な水稲優良品種の開発と普及」の業績により農林水産技術会議会長賞を受賞しました。
この表彰は、農林水産省及び公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会が、農業その他関連産業に関する研究開発の一層の発展及び農業技術者の意欲向上に資するため、農業技術の研究や普及指導などに顕著な功績があった者を表彰し、農林水産技術会議会長賞を授与するものです。
(受賞の詳細はリンク先を参照ください:「農林水産省 令和6年度(第80回)「農業技術功労者表彰」受賞者の決定 及び表彰式の開催について」)<外部リンク>
小林技術専門幹は、作物研究センターに在籍中、コシヒカリBLや新之助など、新潟県の主要水稲品種の開発において中心的な役割を担いました。酒米やもち米の効率的な品種選抜手法の開発、育成品種の積極的な現地普及など、品種開発にとどまらない生産現場の問題解決に向けた多様な取組が業績として高く評価されました。
受賞を記念して、12月11日に農業総合研究所にて記念講演会が開催されました。講演では新品種開発の取組のほか、研究の実施に当たって心がけたことなどを紹介いただき、後進の研究員に向けた力強い激励で締めくくられました。