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農業総合研究所では、省力的かつ効果的な雑草対策技術として「表層撹拌型除草機」を開発しました(特許出願済み)。
構造や作業風景の詳細についてはhttps://www.pref.niigata.lg.jp/site/nosoken/210607-kibanken.html(基盤研究部の記事)を参照してください。
佐渡農業技術センターでは、この新型除草機の効果の確認を基盤研究部(長岡市)と比較調査しています。
除草機を引くと、田面近くにある雑草や水面の藻類がブラシで除去されます。佐渡で多く見かける「表層剥離・アオミドロ」には効果が期待されています。
除草作業後の画像で、左がブラシの清掃を行ったもの、右は作業直後の状態です。ブラシの1本1本に藻類が付着しています。
作業日毎の田面の硬さを測定するため、1mから落下させてゴルフボールの沈み方を測定しました。
雑草がブラシで引き抜けるか、種類や大きさ毎に引き抜く力(引抜抵抗)を測定しました。
今後は収量調査を行い残草量調査と比較を行い、除草効果の確認を行う予定です。